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世界・海外の大学で通用する英語資格とは?

2024.09.06 UPDATE

世界・海外の大学で通用する英語資格とは?

海外大学進学のために必要な英語資格にはどのようなものがあるのでしょうか。

英語力を証明する資格には次のものが一般的に挙げられます。

  • 英検
  • TOEIC
  • IELTS
  • TOEFL

日本人で最も馴染みが深いものと言えば英検、TOEIC。

これらの英語資格試験は受援した事があるという方も多いと思います。

アカデミック英語試験であるTOEFLやIELTSについては海外大学進学を考えるようになって初めて知る人も少なくありません。

日本で人気の英検、TOEICでも海外大学進学には通じるかも、と世界各国の大学の英語資格要件を見てみると、どうも英検やTOEICでは厳しいようです。

その為ほとんどの人は、TOEICや英検でいけるのかなと思うのですが、実際は大きな間違いがあります。

英検、TOEICが使える大学・カレッジは稀、IELTSやTOEFLのスコアが必要

世界規模で考えたときに海外の大学で英検、TOEICはほぼ通用しません。

例えばアメリカには約4000校もの大学があるのですが、TOEICで入れる学校は数える程、さらに英検で入れる学校も何百程しかありません。

※英検を英語資格として認める大学については下記をご覧ください。

英検の資格で行ける海外の大学一覧 | オンライン留学サポートセンター

TOEICについては、聞いたことのある人も多いと思いますが、TOEICの点数が高くてもその点数の通り英語を喋れるというわけではありません。

周りにTOEICを800点取っていても、英会話はカタコトなんて人いませんか?

TOEICは日本用に作られ、今では本当に英語力の無い人でも、TOEICの攻略方法さえ習得すれば高い点数が取れると言われており、その実例もあることから、世界ではあまりTOEICスコアを本当の語学力、英語資格として認めていません。

海外で通じる英語資格の証明は英検、TOEIC以外のものを用意しなければならない、ということになります。

海外大学進学の場合、英語資格証明はIELTS・TOEFLが一般的

世界中の英語で講義を行う大学やカレッジで、英語資格として通用するのはIELTS、またはTOEFLです。

海外の大学や大学院に進学を目指す場合の各英語資格は以下のような基準となっています。

  • Minimum IELTS6.0
  • TOEFL iBT score more than 80

その他にケンブリッジ英検や国際バカロレアなどの成績でも通用しますが、英検、TOEICはほぼ不可

あなたが海外大学進学を目指す場合、IELTSだと以下のスコアが求められます。

例)

  • コミュニティカレッジレベル : IELTS5.0〜IELTS5.5
  • 大学レベル : IELTS6.0〜IELTS6.5
  • 大学院レベル : IELTS6.5〜IELTS7.0

※学校、コースにより異なります

これらのスコア取得が海外大学進学をする場合には必要です。

それぞれのテストはどこで受験することができる?

IELTS

IELTSは全国14都市でほぼ毎週実施。しかし実施会場は試験日により異なる。

※イギリスの大学の受験する場合のみブリティッシュカウンシル公認のIETLSを受験する必要があります。
東京テストセンター: 札幌、仙台、埼玉、東京、横浜、松本、金沢
大阪テストセンター: 名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡

IELTS | 公益財団法人 日本英語検定協会

TOEFL

TOEFLは日本各地ほぼ毎週実施。
TOEFLテスト-国際基準の英語能力測定試験 | TOEFLテスト日本事務局

英検

全国各地で年に3回実施。
受験案内 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会

TOEIC

全国各地でほぼ毎月実施。
テスト日程|TOEIC Listening & Reading Test|TOEIC Program|IIBC

世界・海外で通用する英語資格まとめ

現在では日本で幅広く知られているTOEICや英検は、世界でみると本当の英語力の証明にならない事が多いのが事実です。海外に行くとIELTSやTOEFLというと誰もがわかりますが、TOEICや英検というと何それ?となるのが現実です。

日本もグローバル化に伴い、企業の採用担当者もいつまでもTOEICの点数を基準として学生を評価するのは良く無いでしょう。日本はグローバル化のスピードとしては先進国、途上国を入れてもかなりスピードが遅いです。

その為、今では少しずつですが日本国内の大学、大学院に進学するにではなく、海外大学、大学院に進学をする人が増えてきます。

その時に英語を勉強する時間はみな限られているものですので、せっかく英語を勉強するのであれば、世界標準として認められているものを勉強してみてはいかがでしょうか。

参照: https://www.iae-ryugaku.net/column/english-qualification/

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